-
Vol.4 実は大切なクレンジングと洗顔
前回は「わたしたちの中のバランス。」について紹介しました。
過去コラム Vol.3 わたしたちの中のバランス。ついつい手を抜きがちだけど。
クレンジングや洗顔ってどのように選んでいますか??
クレンジングや洗顔ってどうしても手軽でよく落ちるものになりがちですよね。
疲れて帰ってきて、「落とす」ということを面倒に感じる日もあるかと思います。
それは、素肌のためのステップというよりも、つけているものを落とすためのステップと自然と思い込んでいるからかもしれません。でも実はクレンジングも洗顔も、スキンケアの中では大切なステップ。
化粧水などのアイテムにこだわっている方ほど、ここを見直すことで、肌が大きくかわってきます。
だからこそ、きちんとしたアイテムを選ぶこと、そして正しい使用方法で行うことは、美しい素肌を育てるのにとても大切なのです。
選ぶ時のポイント
洗顔やクレンジングは、選ぶアイテム次第では、汚れを落とすだけではなく、素肌を柔軟にしたり、化粧水が入りやすい状態に整えることもできます。
また、皮脂バランスや常在菌バランスを保つためにも、肌と使用するアイテムのPH(酸性〜アルカリ性)にも注目が必要です。そこでおすすめなのが、クリームタイプのクレンジングと、弱酸性アミノ酸ベースの洗顔です。
つつみこむように馴染むクリームタイプのクレンジングはオイルクレンジングやジェルクレンジングと比べて強力に短時間で落とすタイプではなく、肌への負担を考え、やさしくじわっと汚れを包み込みます。メイクを落とすだけでなく、毛穴の黒ずみや過剰な汚れも取り除いてくれます。アイメイクが落ちにくいものをお使いの方でも、同じもので乾燥しやすい頬などを落とすと負担が大きくなってしまいます。
そんな方はアイメイク用と使い分けるのも、おすすめです。
クリームタイプのクレンジングは、汚れに馴染んでいくと透明に変化していき、
お湯で洗い流す時に、水を取り込みミルクのように変化することで汚れを包み込んで肌に負担なく落としてくれます。リオヴェリテ バランスコントロール クレンジング
リオヴェリテ バランスコントロール フォーム
お肌の仕組みにあわせて。
せっかくやさしくクレンジングした後に、強力な洗顔を使ってしまってはもったいないですよね。弾力があり、もちもちの泡ではありませんが、その分やさしく洗い上げてくれる弱酸性のアミノ酸系の洗顔がおすすめです。
弱酸性は、お肌にとってうれしいことがたくさんあります。実は素肌はよくできているので、一度アルカリ性に偏っても、30分もすれば弱酸性にもどります。
でも大切な素肌、その30分という時間も大切にしたいですよね。素肌には天然の保湿成分をつくりだす美肌菌と呼ばれる皮膚常在菌が存在しています。この美肌菌は弱酸性を好み、黄色ブドウ球菌などの悪い菌はアルカリ性を好みます。
洗顔は化粧水との相性も大切です。
化粧水にこの美肌菌のバランスを整える成分が含まれている場合、化粧水を塗布する時には素肌を美肌菌が好む弱酸性にしておくのがおすすめです。乾燥を防ぐためにも、化粧水は洗顔後できるだけ早く塗布したいですよね。
アルカリ性に偏っても、30分ほど待てば弱酸性に戻りますが、それでは素肌が乾燥してツッパってしまいます。
洗い上がり後すぐに、次の化粧水に最適な環境を整える、そんな意味でも正しい洗顔を選ぶことは大切なのですね。
わたしたちの考え方。
リオヴェリテでは、研究段階からこれらを大切にしています。
毎日のスキンケアで整えてきたバリア機能を毎回壊してしまうことがないように。
スルッと落ちた!もちもちの泡!というものを求めがちですが、
スキンケアの一部として、素肌のためになることを中心に考えています。
驚きよりも安心を、0か100ではない、バランスの取れた素肌のためのクレンジングと洗顔です。
こころまでかるく。
家に帰って、アクセサリーや時計を外すように、こころもからだも荷物をおろしていく。メイクや汚れを落とし、失われたものを補給していく。そうして自分を取り戻していく。そんな過程を「やらなくちゃ」ではなく「楽しみ」な時間に、使い心地とやさしい香りで、変えていきたい。
自分のために時間をかける。忙しい毎日だからこそ、リオヴェリテはこの時間を大切に考えています。
だから洗顔とクレンジングは、はじめに複雑になった頭の中をほぐしてくれるマグノリアとライムに、心地よいハーブがリンクされた、シトラスフレッシュハーブティーの香りです。友人や会社、家族のためにと、自分よりも誰かを大切にする時間が多いあなたに、自分のことも同じくらい大切にしてあげる時間をつくれたら。
窓を空けた時に入る、澄んだ空気のように、こころを軽くし、ほぐしてくれる香りをひとつひとう調香師がブレンドしました。やさしさに包まれているような心地よさ。毎日のスキンケアに深呼吸を取り入れてみてください。自分のことを今よりもっと大切にできるように。
-
花粉と肌の戦い 〜上手な付き合い方〜
寒い日と温かい日を繰り返し、春が少しずつ近付いてきました。
梅の花が咲き、桜のつぼみが膨らんできたら、桜前線が待ち遠しくなります。そうなると、増えてくるのが花粉です。
次の日の花粉飛散予報をチェックしてから、寝るという方も多いのではないでしょうか。
代表的な花粉症の原因の花粉はスギですが、花粉にも色々な種類があるので、中には秋頃まで花粉と戦っているという方も少なくはないと思います。
日々ちょっとした対策をして、快適な毎日を過ごしましょう。
1.交感神経を優位にする
緊張した時に働く「交感神経」とリラックス時に働く「副交感神経」がありますが、適度な運動などで交感神経が優位な状態にすることで、花粉症の症状が出にくくなります。
日中は、適度な運動やストレッチをして、交感神経を刺激しましょう。2.夜の花粉にも気をつける
昼に比べると少ないですが、夜も花粉は飛んでいます。
夜に症状が出てなかなか寝付けず、寝不足になってしまわないように、布団用のクリーナーを使用して寝具の花粉を除去し、シーツや枕カバーは部屋干しにしましょう。
そうすることで「モーニングアタック」とよばれる、朝目覚めてすぐにひどい症状が出るのを軽減することもできます。3.ぬるめのお風呂が効果的
湯気により鼻の中の花粉が取れやすくなります。
ここで気をつけてほしいことが、熱いお湯に浸かるとかゆみの原因物質が出やすくなってしまうので、ぬるめのお湯に浸かりましょう。4.目の周りにクリーム
メイクの上からでもスキンケアクリームを目の周りに塗っておきましょう。
花粉が目に入ってかゆくなるのを防いでくれます。5.アロマを利用しましょう
花粉症におすすめの精油
・ティーツリー…鼻のコンディションを整える
・ユーカリ…粘膜の炎症や鼻づまりを和らげる
・ペパーミント…頭痛や鼻づまりを緩和する効果
・カモミール ローマン…抗アレルギー、鎮静作用
・レモン…免疫力UP、鎮痛作用、リフレッシュ
・ラベンダー…抗炎症作用、リラックス効果、安眠アロマを上手に取り入れることで、花粉症によるイライラも心地よい香りがいやしてくれるでしょう。
カモミール ローマン、レモン、ラベンダーはリオヴェリテのスキンケアにも使われている精油です。
朝と夜のスキンケアにも香りを嗅いで、ほっとしていただけたら嬉しいです。リオヴェリテ スキンケア一覧はこちら