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春を笑顔で過ごす「春のゆらぎ肌対策」

3月になり、可憐な花々が咲き始め、虫や動物たちも活気づいてきました。
まだ冷たい風が吹く日もありますが、いよいよ訪れた春の景色に喜びが湧いてきますね。
しかし同時に、春バテやゆらぎ肌に悩み始めた方も多いのではないでしょうか。
この季節に増える紫外線や花粉は肌への刺激となり、三寒四温による寒暖差も自律神経に負担がかかります。
今回は、春を笑顔で過ごすために、春バテとゆらぎ肌の対策をご紹介します。

春バテの症状と対策

春バテの症状には、頭痛やだるさ、眠気などがあります。
その原因となるのが自律神経の乱れです。
3月は、気圧の変動や寒暖差、新生活に向けた環境の変化などに対応しようと、自律神経に負担がかかりやすい時期なのです。

春バテの対策として、自律神経を整えることがポイントです。
規則正しい生活を心がけて、適度な運動やストレッチをするなどお好みのストレス解消法を意識的に取り入れましょう。

入浴も熱めの湯船につかると必要な皮脂や皮膚常在菌が失われて乾燥を招き、交感神経が活発になってしまうので、ぬるめのお湯にゆっくりつかることがポイントです。
また、就寝の1~2時間前までに入浴やストレッチを済ませておくと、自律神経や体温が睡眠に適した状態に向かうため、スムーズな入眠に繋がります。

ゆらぎ肌の症状と対策

ゆらぎ肌とは、バリア機能が低下して肌が敏感になっている状態のこと。
乾燥やごわつき、赤みや痒み、ニキビや吹き出物が発生しやすくなります。
3月は紫外線も強く花粉や春バテなどで肌のコンディションがゆらぎやすくなります。
対策として、肌の基礎体力を高めるスキンケアが大切です。
スキンケアは「守る」「落とす」「補う」の3ステップをていねいにおこないましょう。

1.守る

春になると日脚が長くなり、レジャーやスポーツなど野外活動が増える時期でもありますよね。
紫外線の量がぐっと増えてくるので、日焼け止めを塗って肌を守ることが大切です。
紫外線のダメージを受けた肌は、炎症や乾燥、バリア機能の低下を引き起こし、肌荒れのリスクが高まります。
室内で過ごす際も、紫外線は窓を通過して肌に到達するため、SPF20前後の日焼け止めの使用をおすすめします。
油断せずに必要な量を塗ってくださいね。

2.落とす

花粉や黄砂、PM2.5が飛び交うこの時期、皮脂やファンデーションに付着して汚れが肌にいたずらをしないように、しっかり除去します。
まずはクレンジングで油分を含む汚れを落とし、続いて洗顔フォームで古い角質などの水溶性の汚れを落としましょう。
適量を守ってこすらずに優しく洗い上げることで、肌へのダメージを抑えることができます。
洗い流すお湯の温度は熱すぎると乾燥に繋がるので、ぬるま湯で流しましょう。

3.補う

春バテや紫外線などによって肌が弱まると様々な刺激に敏感になるため、洗顔後に美容成分とうるおいをしっかり補い、肌の基礎体力を上げましょう。
スキンケアの基本である化粧水→美容液→乳液→クリームの一つひとつを欠かさずに、ハンドプレスで丁寧に入れ込んでなじませます。
しわや乾燥が気になる箇所には重ね付けをおすすめします。

ハンドプレスの最後に手のひら全体を使って、顎からこめかみに向かって少し引き上げるように意識してキープすると、リフトアップも狙えますよ。
また、加湿器などを活用して60%程度の適切な湿度を保つことも乾燥の予防になり、皮膚常在菌のバランスを整えるためにも有効です。
こまめな水分補給も心がけて体の内側からもうるおいをチャージしましょう。
白湯やハーブティーなどで体をあたためてリラックスするのも良いですね。

陽気な明るさが広がる3月は、気分もウキウキしてきますよね。
しかし、きまぐれな気候による体調不良やうっかり日焼けには要注意です。
肌と心を整えて、笑顔で楽しい春を過ごしましょう。

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