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一年のはじまりにスキンケアを見直して肌のベースを作ろう

新年、明けましておめでとうございます。
一年のはじまりは、気持ちも新たに、健やかな肌でスタートしたいものですね。
そんな想いをよそに、1月は空気の乾燥や気温の低下が著しく、肌にとって過酷な季節です。

さらに、年末年始の休暇中に生活リズムが崩れてしまった方は、肌の免疫力や回復力が落ちているかもしれません。
この時期は、油断をしていると肌が弱体化して様々な不調を招いてしまいます。
冬の厳しい環境に負けないように、スキンケアを見直して肌の土台を作りましょう。


乾燥した冷気から肌を守る基本ケア

この時期、肌のバリア機能を弱めて悪循環を招く引き金となるのが、乾燥です。
通常のスキンケアにプラスして、乾燥しやすい部位にはクリームの重ね付けをしたり、起床時の乳液洗顔を取り入れたりなど、入念な保湿を心がけましょう。

冷えによる代謝低下も、肌の老化を加速させてしまうので、十分に対策したいところ。
湯船につかる、ストレッチやヨガなどの軽い運動をする、手袋やストールを活用するなど、寒さからしっかり体を守ってあげてくださいね。

しかし、空気をあたためようと暖房器を使うと、室内の湿度が30%以下にまで下がってしまう可能性があるので要注意です。
必要に応じて加湿器を使う、濡らしたタオルや洗濯物を部屋干しするなどして、湿度をうまく調整しましょう。
冬の保湿は、こまめな水分補給も盲点となりやすいポイント。
体を冷やさないように白湯やお茶などの温かい飲み物で体温を保ちながら、潤い不足を防ぎましょう。

【おさえておきたい3つの基本ケア】

・洗顔は擦らない。洗顔フォームの泡で優しく洗う。すすぎ残しに注意し、拭き取りは優しくタオルで抑え拭きしましょう。

・化粧水の量はたっぷり。コットンを使用する場合、毛羽立つようであれば化粧水が足りていない証拠です。

・お風呂上がりすぐにボディーミルクを全身に使いましょう。粉ふきやカサつきが出やすい部位は入念に。


あなたは何肌?肌質の特徴とケア方法

健康な肌を保つためには、今の肌状態に合ったお手入れをすることが大切です。

肌質には、普通肌、乾燥肌のほかにもインナードライ肌や敏感肌などの肌質があります。
肌質によってケア方法が異なるため、ご自身の肌質を理解し、正しいケアをしておかないと毎日の努力が逆効果になってしまうことも。

それぞれの肌質と対策をご紹介しますので、新しい一年がはじまったこの機会に、ご自身の肌質とケア方法をチェックしましょう。

●普通肌

・特徴:水分と油分のバランスが良く、乾燥が気にならない肌状態。
・ケア方法:基本のスキンケアを朝晩、毎日丁寧に続ける。

●乾燥肌

・特徴:水分や油分が不足し、洗顔後に肌が突っ張りやすい。表面がカサついて化粧水が浸透しにくい。
・ケア方法:基本のケアを欠かさず、水分を十分に補うことと、蒸発を防ぐことが大事。
朝は乳液洗顔で潤いを取り過ぎないようにし、夜のお風呂上り後はすぐに乳液をつけて水分の蒸発を防ぐなど、潤いを守ることを心がける。
スキンケアの最後は、潤いを閉じ込めるようにクリームできちんと蓋をして、特に乾燥しやすい部位には重ね付けを。

●脂性肌

・特徴:顔の皮脂量が全体的に多くてベタつきやすく、TゾーンやUゾーンがテカりやすい。
・ケア方法:皮脂量を見ながらクリームの量を変え、それでも気になれば、化粧水→美容液→乳液の3ステップで終わらせる。
皮脂をティッシュオフする際は軽く抑えるなど、摩擦レスを心がける。

●混合肌

・特徴:乾燥している部分と、脂っぽい部分がある。
・ケア方法:部位によってクリームの量やアイテムを変える。 水分が不足すると、潤いを補うために皮脂が過剰に分泌されることがあるので、化粧水をたっぷり使う。
全体に乳液をつけて、乾燥する部分にはクリームを重ねて塗る。

●インナードライ肌

・特徴:内側の水分が不足して深部がスカスカな状態。表面は皮脂が出ていて乾燥に気付きにくい。
季節や時間によって肌状態が変化しやすく、放っておくとゴワついてくる。
・ケア方法:化粧水をたっぷり使い、潤いを閉じ込めるように乳液とクリームできちんと蓋をする。
化粧水が浸透しやすいように、基本のスキンケアを欠かさずに肌を柔らかくしておく。
水分補給をこまめにおこない、代謝を良くすることも大事。

●乾燥ニキビ肌

・特徴:水分量が少なく、不足している潤いを補うために皮脂の過剰分泌がおきて、ニキビができる。
・ケア方法:化粧水で水分をしっかり与えたあと、乳液で水分と油分のバランスを整えて肌を柔軟にすることで、毛穴詰まりを解消する。
ニキビをむやみに触って刺激を与えない。

●敏感肌

・特徴:バリア機能が低下して、季節の温度変化や花粉などに反応しやすく、赤みやかゆみ、ヒリつき、カサつきが出やすい。
・ケア方法:たっぷりの化粧水やローションマスで保湿を十分におこない、乳液で水分と油分のバランスを整えてバリア機能を補う。
皮膚の菲薄化を防ぐために過度なピーリングは控える。
摩擦レスなお手入れを心がけて、肌をこすらず、刺激を与えない。夏は肌のほてりを鎮静させて、冬は肌温度の低下を防ぐ。

いかがでしたか?
ご自身の肌と向き合って、適切なケアをおこなってくださいね。
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新しい年を迎えた今、新たな気持ちで、肌の土台作りを見直しましょう。
あなたに合ったお手入れをマスターして、これからの一年を美しく健やかな肌で過ごせまように。

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