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寒暖差が激しいときの肌ケア

新しい1年がスタートしました。
今年の目標やチャレンジしたいことはありますか?
清々しい気持ちで毎日を過ごすために、肌もこころも心地よい状態でありたいですよね。
気持ちよくスタートしたい1月ですが、気温と湿度は1年の中で最も低くなります。

肌状態にとても大切な「美肌菌」にとって、最適な湿度は60%と以前のコラムでご紹介しました。
 
〈過去のコラム〉「美肌菌」を知ってキレイの秘密をみつけましょう
 
この時期の平均湿度は一桁台なので、最適な湿度の60%からは程遠いですよね。
そんな肌にとって過酷な環境になるときの、肌ケアをご紹介します。

1.室内と屋外の寒暖差

室内では暖房を入れて暖かく過ごせるようになっています。
しかし、外へ出ると温度が低いので、急激な寒暖差が生じます。
この急激な「寒暖差」は、肌のうるおいを守るバリア機能を低下させる原因となり、肌荒れなどがおこってしまいます。
バリア機能を低下させないように、セラミド配合のローション、ミルク、クリームをしっかりと使用量を守って使ってあげましょう。

2.低湿度

もともと低い湿度に加え、室内では暖房を入れるのでさらに乾燥しています。
肌が乾燥するのもそうですし、インフルエンザなどのウイルス対策としても加湿器を炊いて、低湿度対策をしないといけないのはご存知だと思います。
屋外で加湿器を使用するのは難しいので、大切なのは朝のスキンケアです。
ローション・エッセンス・ミルクで肌を整え、最後にクリームをしっかりとつけましょう。
そうすると、肌の中の水分蒸発を防ぐことができるので、乾燥から守ってくれます。
また日中はできる限り水分を摂取して、お化粧直しの際にはコットンにミルクを含ませ優しく拭き取り、馴染ませてからパウダーファンデなどを使用するのもポイントです。

3.寒いときの入浴

身体が冷えてしまいがちなので、「お風呂にゆっくり浸かって身体を温めないと!」と長時間湯船に浸かっていませんか?
角層はセラミドなどの「角質細胞間脂質」が保湿成分としてはたらいています。
長風呂をすると、皮膚表面の皮脂やセラミドが流れ出てしまい、角層が水分を保つことができなくなってしまいます。
その結果、お風呂でうるおいたっぷりになる気がしますが、逆の乾燥肌になってしまいます。

入浴は15分程度にし、あまり熱いお湯だとかゆみなどが出やすくなってしまいますので、38℃~40℃程度のお湯にしましょう。
入浴後は、どんどん乾燥してしまいますので、早めにスキンケアやボディケアをしましょう。
しっかりと対策をして、過酷な環境から肌を守り、一年を心地よく過ごしましょう。

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