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汗と皮脂に負けない。梅雨を快適に過ごす肌のお手入れ方法

梅雨の訪れとともに、空気がしっとりと重く感じられる季節になりました。2025年の6月も、全国的に湿度が高く、気温も徐々に夏めいてきていますね。この時期、毎朝鏡を見るたびに「なんだか肌がテカってる」「化粧がすぐ崩れる」「ニキビができやすくなった」と感じていませんか?

実は、梅雨の肌は一年の中でも特に揺らぎやすい状態にあります。汗と皮脂の分泌が活発になり、毛穴が詰まりやすくなる一方で、冷房や気圧の変化によって内側は乾燥していることも。今回は、そんな不安定な肌を優しく整え、毎日を気持ちよく過ごすための「梅雨のスキンケア&生活習慣」をご紹介します。

湿度が高いのに乾燥する?梅雨肌の落とし穴

まず知っておきたいのは、湿気が多い=肌が潤っているというわけではない、という事実です。実際には、汗や皮脂で肌表面がベタついているだけで、内側は水分不足になっている“インナードライ”状態の方がとても多いのです。

このような状態になると、肌は「もっと潤わなきゃ」と勘違いして皮脂を過剰に分泌。結果、毛穴詰まりやニキビ、化粧崩れなどの肌トラブルが多発する原因となってしまいます。

1日を快適に過ごすための「朝のスキンケア」

朝のケアでは、「皮脂を落としすぎず、必要な潤いはしっかり与えること」が大切です。

朝のおすすめスキンケアステップ:

  • 洗顔は泡でやさしく:ゴシゴシ洗いは禁物。摩擦は皮脂の過剰分泌を招きます。きめ細かい泡でなでるように洗いましょう。または、トータルスキンミルクを顔と手が乾いた状態で手にとり、顔全体にやさしくなじませ、その後水またはぬるま湯で洗い流してください。
  • 化粧水でしっかり水分補給:水分が不足していると乾燥しエアコンなどの外部刺激を受けやすくなってしまいます。朝も化粧水をしっかりつけてうるおいを保ちましょう。
  • UVケアは崩れにくいものを選択:ウォータープルーフタイプのものを使用したほうが汗・水に強いので梅雨の時期にも化粧くずれを防げます。

汗と皮脂に負けない「日中の習慣」

日中は、どうしても皮脂が気になる時間帯。かといって、頻繁に顔を触ったり洗いすぎたりするのは逆効果です。次のような習慣を意識してみましょう。

  • こまめにあぶらとり紙 or ティッシュで軽く押さえる
     皮脂を取りすぎないよう、優しく軽く。強くこすると肌が刺激され、また皮脂が増えてしまいます。
  • 化粧水でリフレッシュ
     冷房の効いた室内で長時間過ごすと、肌は意外と乾燥しています。メイク直しの際にバランスコントロールローションfpで水分をチャージしましょう。その上にはトータルスキンミルクバランスコントロールクリームfpを塗ると水分を閉じ込めることができます。
  • メイク直しは“ポイント抑え”で
     ファンデーションを重ね塗りするのではなく、皮脂を抑えてから、必要な部分にのみパウダーを重ねると自然な仕上がりに。

帰宅後の「夜のケア」で肌をリセット

一日頑張った肌は、夜のケアでしっかりと労ってあげましょう。特に梅雨の時期は、毛穴の詰まりや肌のごわつきを防ぐための“リセットケア”が重要です。

夜のスキンケアルーティン:

  • クレンジングと洗顔で一日の汚れをしっかり落とす:必要なうるおいを残し、汚れだけを落とすバランスコントロールクレンジングfpがおすすめです。肌に負担をかけないように、やさしく馴染ませて。
  • 高保湿化粧水で深部まで潤す:インナードライ対策に効果的。肌の水分保持力を高め、翌朝の化粧ノリも変わります。

スキンケアだけじゃない、生活習慣の見直しも

肌トラブルの原因は外側だけでなく、内側からもやってきます。とくに梅雨の時期は、自律神経の乱れや睡眠不足が肌状態を不安定にさせることも。以下のような生活習慣を意識して、肌のバリア力を高めていきましょう。

  • バランスの良い食事を心がける
     ビタミンB群(皮脂コントロール)、ビタミンC(抗酸化作用)、食物繊維(腸内環境の整備)を意識して摂取。
  • 質の良い睡眠をとる
     就寝前のスマホは控え、ぬるめのお風呂で体を温めてから寝ると、肌の修復力が高まります。
  • こまめな水分補給を忘れずに
     湿度が高くても、体内の水分は意外と不足しがち。常温の水や白湯で、内側からも潤いをチャージしましょう。

肌も心も、軽やかに過ごす6月に

梅雨の時期は、肌も気分もどんよりしがちですが、丁寧なスキンケアと少しの工夫で、驚くほど快適に過ごすことができます。皮脂や汗に悩まされる日も、「自分の肌と向き合う良い機会」と前向きにとらえてみてください。

肌が整えば、メイクも楽しくなり、自然と笑顔も増えていきます。
この6月、毎日のスキンケアを通じて、自分をもっと大切にしていきましょう。
晴れの日も雨の日も、心地よい肌とともに。素敵な梅雨をお過ごしください。