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春は油断禁物
春の日差しが心地よい毎日が続きますが、
春を楽しまれていますでしょうか?日が落ちる時間が遅くなってきたので、いつも降りる駅の1つ手前で降り、散歩しながら帰るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。春は新しい出会いがあったり、お出かけが増えたりと、わくわくする季節。
しかし、実は肌トラブルが増えやすい季節でもあり、油断禁物なのはご存知でしたか?
どんなことに気をつけないといけないのでしょうか。①紫外線量
3月頃から紫外線の量が急激に増えます。
紫外線は、メラニンを増やしてシミの原因をつくり、ハリ・弾力のもととなる細胞を破壊するので、しっかりと紫外線対策をしましょう。
紫外線対策として日やけ止めを塗るのも大事ですが、スキンケアで化粧水をたっぷりつけて、クリームなどでの保湿もしっかりしましょう。②花粉の飛散量の増加
花粉によりくしゃみや目のかゆみなどのアレルギー反応を起こすことがありますが、肌に花粉が付着すると、かゆみ・乾燥などのトラブルも引き起こしてしまします。
無防備に出ている肌に花粉が付着しないように、フェイスパウダーなどをしっかりつけて、肌をサラサラの状態にしましょう。③春は強風が吹く
春が近づくと暖かい空気が南から日本列島に入り、北の冷たい空気と激しく衝突します。
気温差が大きくなると低気圧が発達し、強風を吹かせます。
また、気温差と空気も乾燥するので肌にとっても過酷な状況になります。
風が吹くと花粉や砂埃も肌につきやすくなりますし、空気の乾燥で保湿がされていないと、肌のバリア機能が崩れてしまい、肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
敏感になっている肌には、泡でやさしく包み込むように洗顔をします。
また、温度が高めのお湯は洗い上がり乾燥してしまいますので、水かぬるま湯で洗い流しましょう。
クレンジング→洗顔のあとは、ローション→エッセンス→ミルク→クリームと保湿をしっかりとしましょう。肌トラブルを防ぎ、楽しい春を過ごしましょう。
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Vol.4 実は大切なクレンジングと洗顔
前回は「わたしたちの中のバランス。」について紹介しました。
ついつい手を抜きがちだけど。
クレンジングや洗顔ってどのように選んでいますか??
クレンジングや洗顔ってどうしても手軽でよく落ちるものになりがちですよね。
疲れて帰ってきて、「落とす」ということを面倒に感じる日もあるかと思います。
それは、素肌のためのステップというよりも、つけているものを落とすためのステップと自然と思い込んでいるからかもしれません。
でも実はクレンジングも洗顔も、スキンケアの中では大切なステップ。
化粧水などのアイテムにこだわっている方ほど、ここを見直すことで、肌が大きくかわってきます。
だからこそ、きちんとしたアイテムを選ぶこと、そして正しい使用方法で行うことは、美しい素肌を育てるのにとても大切なのです。
選ぶ時のポイント
洗顔やクレンジングは、選ぶアイテム次第では、汚れを落とすだけではなく、素肌を柔軟にしたり、化粧水が入りやすい状態に整えることもできます。
また、皮脂バランスや常在菌バランスを保つためにも、肌と使用するアイテムのPH(酸性〜アルカリ性)にも注目が必要です。
そこでおすすめなのが、クリームタイプのクレンジングと、弱酸性アミノ酸ベースの洗顔です。
つつみこむように馴染むクリームタイプのクレンジングはオイルクレンジングやジェルクレンジングと比べて強力に短時間で落とすタイプではなく、肌への負担を考え、やさしくじわっと汚れを包み込みます。メイクを落とすだけでなく、毛穴の黒ずみや過剰な汚れも取り除いてくれます。
アイメイクが落ちにくいものをお使いの方でも、同じもので乾燥しやすい頬などを落とすと負担が大きくなってしまいます。
そんな方はアイメイク用と使い分けるのも、おすすめです。
クリームタイプのクレンジングは、汚れに馴染んでいくと透明に変化していき、
お湯で洗い流す時に、水を取り込みミルクのように変化することで汚れを包み込んで肌に負担なく落としてくれます。
お肌の仕組みにあわせて。
せっかくやさしくクレンジングした後に、強力な洗顔を使ってしまってはもったいないですよね。弾力があり、もちもちの泡ではありませんが、その分やさしく洗い上げてくれる弱酸性のアミノ酸系の洗顔がおすすめです。
弱酸性は、お肌にとってうれしいことがたくさんあります。
実は素肌はよくできているので、一度アルカリ性に偏っても、30分もすれば弱酸性にもどります。
でも大切な素肌、その30分という時間も大切にしたいですよね。
素肌には天然の保湿成分をつくりだす美肌菌と呼ばれる皮膚常在菌が存在しています。この美肌菌は弱酸性を好み、黄色ブドウ球菌などの悪い菌はアルカリ性を好みます。
洗顔は化粧水との相性も大切です。
化粧水にこの美肌菌のバランスを整える成分が含まれている場合、化粧水を塗布する時には素肌を美肌菌が好む弱酸性にしておくのがおすすめです。
乾燥を防ぐためにも、化粧水は洗顔後できるだけ早く塗布したいですよね。
アルカリ性に偏っても、30分ほど待てば弱酸性に戻りますが、それでは素肌が乾燥してツッパってしまいます。
洗い上がり後すぐに、次の化粧水に最適な環境を整える、そんな意味でも正しい洗顔を選ぶことは大切なのですね。
わたしたちの考え方。
リオヴェリテでは、研究段階からこれらを大切にしています。
毎日のスキンケアで整えてきたバリア機能を毎回壊してしまうことがないように。
スルッと落ちた!もちもちの泡!というものを求めがちですが、
スキンケアの一部として、素肌のためになることを中心に考えています。
驚きよりも安心を、0か100ではない、バランスの取れた素肌のためのクレンジングと洗顔です。
こころまでかるく。
家に帰って、アクセサリーや時計を外すように、こころもからだも荷物をおろしていく。メイクや汚れを落とし、失われたものを補給していく。そうして自分を取り戻していく。そんな過程を「やらなくちゃ」ではなく「楽しみ」な時間に、使い心地とやさしい香りで、変えていきたい。
自分のために時間をかける。忙しい毎日だからこそ、リオヴェリテはこの時間を大切に考えています。
だから洗顔とクレンジングは、はじめに複雑になった頭の中をほぐしてくれるマグノリアとライムに、心地よいハーブがリンクされた、シトラスフレッシュハーブティーの香りです。
友人や会社、家族のためにと、自分よりも誰かを大切にする時間が多いあなたに、自分のことも同じくらい大切にしてあげる時間をつくれたら。
窓を空けた時に入る、澄んだ空気のように、こころを軽くし、ほぐしてくれる香りをひとつひとう調香師がブレンドしました。やさしさに包まれているような心地よさ。毎日のスキンケアに深呼吸を取り入れてみてください。自分のことを今よりもっと大切にできるように。 -
花粉と肌の戦い
寒い日と温かい日を繰り返し、春が少しずつ近付いてきました。
梅の花が咲き、桜のつぼみが膨らんできたら、桜前線が待ち遠しくなります。
そうなると、増えてくるのが花粉です。
次の日の花粉飛散予報をチェックしてから、寝るという方も多いのではないでしょうか。
代表的な花粉症の原因の花粉はスギですが、花粉にも色々な種類があるので、中には秋頃まで花粉と戦っているという方も少なくはないと思います。
日々ちょっとした対策をして、快適な毎日を過ごしましょう。1.交感神経を優位にする
緊張した時に働く「交感神経」とリラックス時に働く「副交感神経」がありますが、適度な運動などで交感神経が優位な状態にすることで、花粉症の症状が出にくくなります。
日中は、適度な運動やストレッチをして、交感神経を刺激しましょう。2.夜の花粉にも気をつける
昼に比べると少ないですが、夜も花粉は飛んでいます。
夜に症状が出てなかなか寝付けず、寝不足になってしまわないように、布団用のクリーナーを使用して寝具の花粉を除去し、シーツや枕カバーは部屋干しにしましょう。
そうすることで「モーニングアタック」とよばれる、朝目覚めてすぐにひどい症状が出るのを軽減することもできます。3.ぬるめのお風呂が効果的
湯気により鼻の中の花粉が取れやすくなります。
ここで気をつけてほしいことが、熱いお湯に浸かるとかゆみの原因物質が出やすくなってしまうので、ぬるめのお湯に浸かりましょう。4.目の周りにクリーム?
メイクの上からでもスキンケアクリームを目の周りに塗っておきましょう。
花粉が目に入ってかゆくなるのを防いでくれます。5.アロマを利用しましょう
花粉症におすすめの精油
・ティーツリー…鼻のコンディションを整える
・ユーカリ…粘膜の炎症や鼻づまりを和らげる
・ペパーミント…頭痛や鼻づまりを緩和する効果
・カモミール ローマン…抗アレルギー、鎮静作用
・レモン…免疫力UP、鎮痛作用、リフレッシュ
・ラベンダー…抗炎症作用、リラックス効果、安眠
アロマを上手に取り入れることで、花粉症によるイライラも心地よい香りがいやしてくれるでしょう。
カモミール ローマン、レモン、ラベンダーはリオヴェリテのスキンケアにも使われている精油です。
朝と夜のスキンケアにも香りを嗅いで、ほっとしていただけたら嬉しいです。 -
香りとの生活
立春が過ぎたと言っても、まだまだ寒い日が続いています。
それでもお花屋さんでは春の花が少しずつ増えてきましたね。
おうち時間が増えて、「家の中に花を飾るようになった。」「DIYをするようになった。」と、今までと生活が変化した方が多いですよね。
中には、今までのように外出できないことでストレスを感じている方も少なくないと思います。
みなさんどのようなストレス発散をされていますか?
今回は実践されている方もいらっしゃると思いますが、天然の香り(エッセンシャルオイル)を生活に取り入れて暮らしを充実させてみませんか?というお話です。香りとの付き合い方はそれぞれ。
香りって、その日の体調や人によっても好みが分かれますよね。
まず、香りは鼻の奥にある嗅細胞を刺激し、電気信号へと変化して脳の大脳辺縁系、視床下部、下垂体へと伝達されます。
大脳辺縁系には、記憶を司る「海馬」や感情を司る「扁桃体」などがあります。
香りを嗅いだときに、その香りが懐かしい記憶が蘇るのは「海馬」が関係していて、安らぎや心地よさを感じるのは「扁桃体」が関係しています。一番は、ご自身が「いい香りだなぁ。」と思う香りを取り入れることですが、気分によっておすすめの香りを紹介させていただきます。
・シダーウッド
脳を活性化し、集中力を高めたいとき。・ローズマリー
やる気がないときに明るく前向きな気持ちに。・マジョラム・スイート
副交換神経に働きかけて、自律神経を調整したいとき。・イランイラン
気分をリラックスさせ、幸福感をもたらせたいとき。・ゼラニウム
自律神経のバランスを調整するので、ストレス性の不調に。まだまだご紹介したい精油がありますが、またの機会にご紹介しますね。
疲れた心と身体にはぜひ香りを取り入れて、少しでも快適な暮らしをしましょう。
今回ご紹介した5つの精油ですが、リオヴェリテのスキンケアアイテムにも入っています。
商品によって精油のブレンドが違うので、いろんな楽しみ方ができますよ。
1品1品香りを感じながら、スキンケアやヘアケアをすると、肌にも心にも嬉しい変化があるのを楽しんでください。
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過酷な環境での肌ケア
新しい1年がスタートしました。
今年の目標やチャレンジしたいことはありますか?清々しい気持ちで毎日を過ごすために、肌もこころも心地よい状態でありたいですよね。
気持ちよくスタートしたい1月ですが、気温と湿度は1年の中で最も低くなります。
肌状態にとても大切な「美肌菌」にとって、最適な湿度は60%と以前のコラムでご紹介しました。〈過去のコラム〉湿度と菌 https://lioverite.com/column/844/
この時期の平均湿度は一桁台なので、最適な湿度の60%からは程遠いですよね。
そんな肌にとって過酷な環境になるときの、肌ケアをご紹介します。①室内と屋外の寒暖差
室内では暖房を入れて暖かく過ごせるようになっています。
しかし、外へ出ると温度が低いので、急激な寒暖差が生じます。
この急激な「寒暖差」は、肌のうるおいを守るバリア機能を低下させる原因となり、肌荒れなどがおこってしまいます。
バリア機能を低下させないように、セラミド配合のローション、ミルク、クリームをしっかりと使用量を守って使ってあげましょう。②低湿度
もともと低い湿度に加え、室内では暖房を入れるのでさらに乾燥しています。
肌が乾燥するのもそうですし、インフルエンザなどのウイルス対策としても加湿器を炊いて、低湿度対策をしないといけないのはご存知だと思います。
屋外で加湿器を使用するのは難しいので、大切なのは朝のスキンケアです。
ローション・エッセンス・ミルクで肌を整え、最後にクリームをしっかりとつけましょう。
そうすると、肌の中の水分蒸発を防ぐことができるので、乾燥から守ってくれます。
また日中はできる限り水分を摂取して、お化粧直しの際にはコットンにミルクを含ませ優しく拭き取り、馴染ませてからパウダーファンデなどを使用するのもポイントです。③寒いときの入浴
身体が冷えてしまいがちなので、「お風呂にゆっくり浸かって身体を温めないと!」と長時間湯船に浸かっていませんか?
角層はセラミドなどの「角質細胞間脂質」が保湿成分としてはたらいています。
長風呂をすると、皮膚表面の皮脂やセラミドが流れ出てしまい、角層が水分を保つことができなくなってしまいます。
その結果、お風呂でうるおいたっぷりになる気がしますが、逆の乾燥肌になってしまいます。
入浴は15分程度にし、あまり熱いお湯だとかゆみなどが出やすくなってしまいますので、38℃~40℃程度のお湯にしましょう。
入浴後は、どんどん乾燥してしまいますので、早めにスキンケアやボディケアをしましょう。しっかりと対策をして、過酷な環境から肌を守り、一年を心地よく過ごしましょう。